券売機と一口で言っても、色んな種類があるんだ。
そうよね、お店によっては外国語に対応しているものもあるわ！
券売機は便利だけど、お店の業態によっては向かないこともあるよね。
そうか、券売機を購入する前に、どんなお店作りをしたいかを考える必要がありそうだね！
みんなのお店は、なにを大切にしているかな？
私たちが消費者として利用する際は当たり前のように利用している券売機ですが、導入の背景は店舗によって様々です。今日は、飲食店が券売機を導入するメリットとデメリットを考えてみましょう。
券売機を導入するメリット
１． 人材・教育の削減
レジ業務を行う従業員を配置しなくてよくなり、またレジを扱う従業員への教育に割く時間も削減できます。
２． オーダーミスの削減
お客様に自らオーダーを行っていただくことにより、スタッフが口頭で受ける注文と比べるとオーダーミスの削減につながります。
３． 会計の正確性
券売機が金額計算を行うため、会計の計算ミスや釣銭ミスを防ぐことができます。
４． 盗難防止
券売機は基本的に鍵がかかっており営業中開けられることがなく、また現金に触れる従業員が減ることで盗難防止につながります。
券売機を導入するデメリット2
１． 購入コストがかかる
数十万～数百万と機械によって金額はさまざまですが、購入費用が発生します。
２． 顧客とのコミュニケーションが減る
会計の時間を効率化することで、お客様とコミュニケーションが減り、売り上げ低下につながることもあります。
３． 故障などに対応しなければならない
機械なので故障リスクは必ずあります。混雑時に故障した場合にどのように対応するか考えておくことが大切です。
４． 業種業態が限られる
券売機はどんな店舗でも導入できるとは限りません。追加オーダーが多い居酒屋のような業態や高級店のような接客も重視される店には向いていない場合があります。
まとめ
どんなものにもメリット・デメリットは存在します。
券売機の導入する際は、店の広さやオペレーションを考えて費用対効果があるのか確認したり、お店が大切にしている事、どのようなお店作りをしたいかなど、店舗経営について考える必要があります。
そのため、税理士にはコスト面だけでなく、今後のより良い店舗経営についても相談することが望ましいでしょう。
次回は券売機購入に使える補助金についてお話します。